純正レカロのローダウン
納車翌日の早朝の話です。次の品は、すでに手元にありました。
ただ、イジくるのは1000km点検の後にしようかなとも考えていたので、ちょっと迷いまして、とりあえず、峠道を試走してから決めることにしました。
で、日光のいろは坂へ。いや、まだ走行距離は200kmそこそこなんで、時期尚早な気もするけど、まあ、ターボランプ光らせなきゃいいんで・・・
最初に緩めのコーナーが続くのですが、運悪くトラックがいまして、遅いトラック抜くのは合法だろうと思って、ちょっとアクセル開けたら、どわーっと加速。あとは推して知るべし。
登り切って、気持よかったけど、罪悪感きた・・・
10時から町内会だし、もうメーターは見ないことにして、そのまま、いろは坂の下りに突入。下りでターボランプつけまくるほどの腕はないので大丈夫でしょう。
ようするにヘアピンの連続なのですが、ルームミラーがすんげー邪魔。高すぎシート=低すぎミラーが邪魔をして、左のヘアピンの進入で、出口側のガードレールが見えません。
しょうがないので、前かがみになって覗き込むのですが、それでもちょっとしか見えない。せっかくのレカロで前かがみって・・・
というわけで、1000km点検を待たずにローダウンすることに決めました。
閑話休題。
町内会が早めに終わり、11時、次の予定が2時からなので、十分いけるだろと見込んで作業開始。
家族との昼食をパスしてしまい、かみさんの白い目が気になりましたが、おかげさまでローダウンできました。
他の方も書いてますが、低くなったというより、ルームミラーの位置が普通になった感じです。前後5cmダウンを選んだのですが、もも裏のサポートも残り、私的にはちょうどよい感じです。
ちなみに、ちょっとしたコツですが、シート本体のボルトの増し締めは、レールをフロアに仮止めした後にするとよいと思います。スペース的にそれは可能です。私は、シート本体のボルトを最初から絞めすぎた結果、レールのストッパー位置が左右でずれてしまいました。それで、シート本体のボルトを一旦緩めて、シートをゆすって落ち着かせてから、再度増し締めするという二度手間をしてしまいました。
ネガですが、クラッチのミートポイントの近さが、さらに気になるようになってしまいました。もも裏が座面から離れるほど足を持ち上げないと、ミートしない感じ。これではさすがに近すぎます。
というわけで、次の課題はクラッチ調整となりました。
新型ワークス 納車!
納車可能の連絡が来まして、もう待ちきれないので、最短の4月21日(金)に午後休とって受け取ってきました(笑)。土日に行ければよかったのですが、色々と先約があって体が空きませんでした。
で、金曜の午後、かみさんに車で送ってもらったのですが、めんどくさいアピール全開で終始無言。こういう険悪ムードのときは、こちらも黙っているのが一番です。ただし向こうが何か言ってきたら、にこやかに対応せねばなりません。
さて、ところが、販売店に着いて、納車席?に鎮座するワークスを見てからは、険悪ムードが緩和して、どんどん和やかな雰囲気に。車両の説明が終わって、色々とサインさせられてる頃には、かみさん自らが営業さんに質問なんかしちゃって、かみさんもワークスを気に入ってしまったようです。
それで、機嫌の治ったかみさんに許しを得て、そのまま慣らし運転に出かけました。
あまりブーストをかけぬように、高低差のないワインディングを選んで、やんわりと200kmぐらい走りました。
ぶったまげたのがレカロシート。レカロが疲れないって本当だったのですね。ずっと座っていると、立ったときにヨロヨロするのが普通だと思いますが、レカロは違うのです。ずっと座っていたことを忘れるような、むしろ立ち心地?
しかし、しかしなのです。なんといっても、その取付高が高い。一番の問題は、目と同じ高さにあるルームミラーの存在です。遠方確認に必要な水平線付近の視野が、常に左半分遮られてる感じで、眼精疲労的な、というかなんというか、目の奥が痛くなる感じが蓄積していきます。
あと、クラッチミートがかなり手前なため、発進がうまくいかない。きっと前車の記憶が邪魔をしているのでしょうが、できることなら改善したいと思いました。
というわけで、納車初日の印象は「なんか居心地悪いかも???」となってしまいました。試乗のときとは違って、自分のクルマになると欲がでてくるものですね。まあでも、そこはもう自分のクルマ、嫌なところはこれからイジっていけばいいわけですよね。
アルトターボRS 試乗 ― ワークスとの比較
ワークスを契約後に、ダメ押しでターボRSにも試乗したので、そのときの印象も書いときます。そのころ、近所のスズキではターボRS試乗車がどんどん中古車に切り替わってしまっていて、試乗が遅れました。
ターボRSの第一印象は、色んな意味でワークスより穏やか。契約時にもう1回、ワークスを試乗した直後だったので、両者の違いがよく分かりました。
大きな違いは、やはり私の体感でも足回りとAGSですね。
ターボRSの足回りは、すごく上質というか、なめらかな印象。だからといってグニャグニャではなく、しっかり踏ん張りますが、細かな振動が伝わってきません。自転車に例えると、コンフォート系のカーボンバイクみたいな感じ。長距離が楽そう。
AGSも穏やかで、急かされる感が皆無ですよね。一速、一速、すごく丁寧に繋いでくれます。繋がったあとの加速感はワークスとあまり変わりません。恐らく、かみさんが選ぶとすれば、一も二もなくターボRSでしょう。(NAのCVTに乗せたらそっち?笑)
というわけで、すごく好印象だったのですが、小遣いローンで買うことを考えると、やはりワークスで正解だったなと、確信を強めることができました。
ターボRSにしてしまうと、家のクルマ買うのになんで小遣い持ってかれなきゃなんねーの感が出ちゃう笑
私が最近試乗したクルマは以上です。
最初に喰いついたのはデミオでしたが、実際に買うこと考えたらスズキの軽。最近の自動車販売動向を地でいってるような気がしないでもないです。
あとは、ワークスの納車を待つのみです。4月14日出荷の連絡が来たので、遅くても4月中には手元にきそうです。
クルマが来るまでの気晴らしブログでしたが、せっかくなので、納車後のことも少しずつ書いていこうと思います。すでに、シートのローダウンキットを入手しているので、次はそれかな笑
いやー、先日、ローダウンキットが宅配されまして、かみさんの「なにやってんだこいつ?」光線を避けながら、子供らに「とーちゃんくるま来ないのにくるまの部品買っちゃったあ、あははは」とやったら、長女に鼻で笑われました。下の二人は盛大に笑ってくれたので、ドライブはこいつらとしよう、と胸に定めたとーちゃんでした(泣)
各車の加速度を計算してみた
アルトワークス、S660、コペンなど、各車のスペックから、パワーウエイトレシオ(PWR)や、最大トルク発生時の車両加速度を算定してみました。加速度の計算では乗員1名の体重を加算し考慮しています。シャレードターボ(私が学生時代に乗ってたやつ)は当時のグロス表示を0.85倍してネットに換算してあります。※バグってたりして?
得られた加速度は、わたしが感じた疾走感をある程度は裏付けているように思われます。ちなみに、まだ乗れてませんが、意外だったのがアルトFで、NAの軽なのに凄いですね!
ただし完全には一致しないのが面白いところです。
私の疾走感ランキングは、現時点では次のような感じなのですが、必ずしも加速度の順番には並んでいません。
まあ、加速度は数ある指標の1つに過ぎないので当たり前といえばそうですね。
加速度の持続時間をも考慮するには、恐らく力積をみればよいのでしょうね。きっと自動車メーカーの技術者さん達はやってるのかもしれません。ちなみに、トルクと馬力のグラフがあれば、ある回転数から吹けきるまでに車が受け取る力積を計算できると思うのですが(ほんとかよ)、最近のカタログってグラフ載せませんよね? 久々にクルマのカタログを見て驚いた点です。
もう一つ、MTとオートマの違いというのが、かなり大きいのだと思います。
我々が瞬きをするとき、物理的には視覚情報が一瞬途切れるわけですが、そんなぶつ切りの視覚情報には感じません。ところが、他人に塞がれたら同じ時間であっても見えない!と感じると思います。
ようするに、慣れたひとのMTは瞬きのようなもので、変速に伴うトルクの途切れを、主観的には感じないのかもしれませんね。無意識に無視しちゃっているというか・・・
コペンMT 試乗
S660に試乗したのと同じ日に、コペンにも試乗しまして、そのときのことを書きます。結論から言うと、将来的に欲しいクルマの1つになりました。
あいにくの雨でしたが、コペンの車内はフードを閉めても案外広く(アルトほどではないが)、胴長な私でも普通に乗れました。
試乗した販売店はバイパスに面していて、乗り出しからベタ踏みを試すことができました。
加速感は、ワークスほどではないですが、S660よりはもっと荒々しい印象で、これは排気音の効果もありそうですね。いずれにしても、極めて爽快な加速感です。コペンのMTも、ワークスのものほどスコスコではありませんが、よい感触でした。
見通しのよいT字路に差し掛かり、ちょうど信号が青だったので、オーバースピード気味に突っ込んで、ガツンと荷重をかけて左折してみました。固すぎずグイっと踏ん張り、溜まったエネルギーがスパっと回頭方向に向かう感じで、これまた爽快なハンドリングでした。
フードを上げたトランクは、浅いですが、広く、これなら出張にも使えるなあと思いました。
唯一のネガは、これは試乗車の慣らしが不十分なせいだと思いますが、摩擦系のデバイスの上滑り感が強かった。ブレーキしかり、クラッチしかり。遊びの終わりが分かりづらく、戸惑っているうちに制動距離が伸びてしまったり、エンジンを吹き上げてしまったりしました。ただ、この点は、もう少し試乗車の走行距離が伸びてから、できれば再確認したいと思います。
以上、ブレーキとクラッチは判断保留ですが、全体的にすごく魅力的なクルマでした。雨でオープンにできなかった状態でこれだけの好印象なので、うーむ、独身だったら晴れの日に再試乗してハンコ突いてたかもしれない。
子供が全員巣立ったら欲しいかも。って、それまでにいくらかかるんだろう。まあ基本的に、小遣い死守して地道にヘソクリ、これしかないっすね。
S660MT 試乗
アルトワークスを買う前に、高嶺の花も一応チェックしておこうと思って、S660MTの試乗に出かけてみました。
あいにくの雨のなか、用意されたS660に近寄り見下ろした瞬間、思わず「小っさ」と口走ってしまいました。乗り込みながら「うわ低っく」と口走ってしまったのは言うまでもありません。
中3の身体測定のとき、ひとりだけ座高が三桁で学校中を沸かせたほどの胴長であるところの私は、完全に頭スリスリ状態となりました。ワークスも高めのレカロと相まって天井低かったけど、その比ではありません。きっと胴長は対象外なのでしょうね。
走らせ出すと、確かにゴーカートのようなハンドリングで、ふと、むかし友達がレストアしながら乗ってたN360を思い出しました。
信号待ちで先頭になったので、フル加速を試してみると、スパルタンなハンドリングとは対照的に、かなりマイルドな味付けに感じました。でも、視点が路面に近いので、視覚を含めたダッシュ感はワークスに近いものがあります。
びっくりしたのは、1速で発進後に、前の車が減速したので、気持ちアクセルを抜いたところ、エンブレが抜けて空走してしまったことです。CVT車ならわりとありがちな動作ですが、MT車では初体験でした。あれは幻だったのでしょうか。慌てて踏んだブレーキのタッチはリニアでよかったです。
結局、どんな車だか分からないうちに試乗が終了してしまいました。色んな意味で私にとっては高級すぎるクルマだったようです。
実は、試乗に行って最も共感できたのは、S660というより、あるS660オーナーの話です。その方は奥方にバレないようにバレないように、なんと、家の近くに専用駐車場を確保し、そちらに納車、以降、1ヶ月以上でしたか、内緒にされてたそうです。
とーちゃん大変だよな、なんか報われないよな、でも皆んな頑張ろうぜ!
なんて、妙にジンときてしまったS660の試乗でした。
かみさん説得大作戦!
自分のなかでは新型ワークスMTにほぼ決まり、見積を出してもらいました。
他社にもありそうですが、残額設定クレジットという支払い方法があり、小遣いローンも可能という結論に。かみさんの意見を入れたら、ワークス反対は目に見えてるので、小遣いローン決定です。
とはいえ、2台目として我が家の駐車場に鎮座するわけなので、無用な摩擦を避けるためにも、かみさんの了解は得ておく必要があります。
私「クルマ買おうと思うんだけど、小遣いで買うから」
妻「はぁ? ・・・」
私「小遣いの範囲で買うから、問題ねーだろ?」
妻「そんなにお金持ってんだ」
私「ローンを組む」
妻「えー、利子とか手数料とか、どんだけ掛かると思ってんの」
私「利子とか手数料を車検をタダにして還元するプランがある。それを使う」
妻「ふーん」
私「いいよね」
妻「ふーん、まあ自分のお金なんだからご自由にどうぞ」
よーし、想定通り、一発目通し! ここでちょっと戦略発動w
私「で、車種なんだけど、緊急時にはお前も使うよな」
妻「知らないけど」
私「ばーちゃんスイフトじゃん、あのクラスがいいかなと思って」
妻「えー、2台目は軽でしょ、税金いくら掛かると思ってんの」
私「軽かぁ・・・」 ※わざと
妻「私は軽がいいと思う」
私「うーむまあ、じゃあ、軽でもいいかぁ。でも、だとしたらマニュアルだよな」
妻「○○さんちもダンナにマニュアル買われちゃってさ、このまえ出張にオートマのほう乗ってかれちゃって、泣いてたわ、ひどいことするよね」 ※やばっ
私「オートマ限定か、あれ?お前もマニュアルだめな人だっけ?」
妻「わたしは免許マニュアルなんで、全然平気だけど?」 ※ドヤ顔しとるw
私「軽のオートマじゃ坂道大変だしな」
妻「よく分かんないけど・・・」 ※昔の軽の3速ATあたりを思い浮かべる妻w
私「じゃあ、軽のマニュアルってことで。詳細は金を出す俺が決める」
妻「だから、ご自由にっていってるじゃんさっきから」
おーし、途中ちょっと焦ったけど、完全了承ゲット!
というわけで、茶の間に公然と車のカタログを置けるようになったとさ。
後日、かみさん、ワークスのカタログ覗きこんで目ひんむいてましたわ。でも、なんつったって、軽のマニュアルですから〜