各車の加速度を計算してみた

アルトワークス、S660、コペンなど、各車のスペックから、パワーウエイトレシオ(PWR)や、最大トルク発生時の車両加速度を算定してみました。加速度の計算では乗員1名の体重を加算し考慮しています。シャレードターボ(私が学生時代に乗ってたやつ)は当時のグロス表示を0.85倍してネットに換算してあります。※バグってたりして?

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得られた加速度は、わたしが感じた疾走感をある程度は裏付けているように思われます。ちなみに、まだ乗れてませんが、意外だったのがアルトFで、NAの軽なのに凄いですね!

ただし完全には一致しないのが面白いところです。

私の疾走感ランキングは、現時点では次のような感じなのですが、必ずしも加速度の順番には並んでいません。

  1. アルトワークスMT
  2. デミオXD 6AT、コペンMT
  3. アルトワークスAGS、S660MT

まあ、加速度は数ある指標の1つに過ぎないので当たり前といえばそうですね。

加速度の持続時間をも考慮するには、恐らく力積をみればよいのでしょうね。きっと自動車メーカーの技術者さん達はやってるのかもしれません。ちなみに、トルクと馬力のグラフがあれば、ある回転数から吹けきるまでに車が受け取る力積を計算できると思うのですが(ほんとかよ)、最近のカタログってグラフ載せませんよね? 久々にクルマのカタログを見て驚いた点です。

もう一つ、MTとオートマの違いというのが、かなり大きいのだと思います。

我々が瞬きをするとき、物理的には視覚情報が一瞬途切れるわけですが、そんなぶつ切りの視覚情報には感じません。ところが、他人に塞がれたら同じ時間であっても見えない!と感じると思います。

ようするに、慣れたひとのMTは瞬きのようなもので、変速に伴うトルクの途切れを、主観的には感じないのかもしれませんね。無意識に無視しちゃっているというか・・・