新型ワークス 納車!

納車可能の連絡が来まして、もう待ちきれないので、最短の4月21日(金)に午後休とって受け取ってきました(笑)。土日に行ければよかったのですが、色々と先約があって体が空きませんでした。

で、金曜の午後、かみさんに車で送ってもらったのですが、めんどくさいアピール全開で終始無言。こういう険悪ムードのときは、こちらも黙っているのが一番です。ただし向こうが何か言ってきたら、にこやかに対応せねばなりません。

さて、ところが、販売店に着いて、納車席?に鎮座するワークスを見てからは、険悪ムードが緩和して、どんどん和やかな雰囲気に。車両の説明が終わって、色々とサインさせられてる頃には、かみさん自らが営業さんに質問なんかしちゃって、かみさんもワークスを気に入ってしまったようです。

それで、機嫌の治ったかみさんに許しを得て、そのまま慣らし運転に出かけました。

あまりブーストをかけぬように、高低差のないワインディングを選んで、やんわりと200kmぐらい走りました。

ぶったまげたのがレカロシート。レカロが疲れないって本当だったのですね。ずっと座っていると、立ったときにヨロヨロするのが普通だと思いますが、レカロは違うのです。ずっと座っていたことを忘れるような、むしろ立ち心地?

しかし、しかしなのです。なんといっても、その取付高が高い。一番の問題は、目と同じ高さにあるルームミラーの存在です。遠方確認に必要な水平線付近の視野が、常に左半分遮られてる感じで、眼精疲労的な、というかなんというか、目の奥が痛くなる感じが蓄積していきます。

あと、クラッチミートがかなり手前なため、発進がうまくいかない。きっと前車の記憶が邪魔をしているのでしょうが、できることなら改善したいと思いました。

というわけで、納車初日の印象は「なんか居心地悪いかも???」となってしまいました。試乗のときとは違って、自分のクルマになると欲がでてくるものですね。まあでも、そこはもう自分のクルマ、嫌なところはこれからイジっていけばいいわけですよね。

アルトターボRS 試乗 ― ワークスとの比較

ワークスを契約後に、ダメ押しでターボRSにも試乗したので、そのときの印象も書いときます。そのころ、近所のスズキではターボRS試乗車がどんどん中古車に切り替わってしまっていて、試乗が遅れました。

ターボRSの第一印象は、色んな意味でワークスより穏やか。契約時にもう1回、ワークスを試乗した直後だったので、両者の違いがよく分かりました。

大きな違いは、やはり私の体感でも足回りとAGSですね。

ターボRSの足回りは、すごく上質というか、なめらかな印象。だからといってグニャグニャではなく、しっかり踏ん張りますが、細かな振動が伝わってきません。自転車に例えると、コンフォート系のカーボンバイクみたいな感じ。長距離が楽そう。

AGSも穏やかで、急かされる感が皆無ですよね。一速、一速、すごく丁寧に繋いでくれます。繋がったあとの加速感はワークスとあまり変わりません。恐らく、かみさんが選ぶとすれば、一も二もなくターボRSでしょう。(NAのCVTに乗せたらそっち?笑)

というわけで、すごく好印象だったのですが、小遣いローンで買うことを考えると、やはりワークスで正解だったなと、確信を強めることができました。

ターボRSにしてしまうと、家のクルマ買うのになんで小遣い持ってかれなきゃなんねーの感が出ちゃう笑

私が最近試乗したクルマは以上です。

最初に喰いついたのはデミオでしたが、実際に買うこと考えたらスズキの軽。最近の自動車販売動向を地でいってるような気がしないでもないです。

あとは、ワークスの納車を待つのみです。4月14日出荷の連絡が来たので、遅くても4月中には手元にきそうです。

クルマが来るまでの気晴らしブログでしたが、せっかくなので、納車後のことも少しずつ書いていこうと思います。すでに、シートのローダウンキットを入手しているので、次はそれかな笑

いやー、先日、ローダウンキットが宅配されまして、かみさんの「なにやってんだこいつ?」光線を避けながら、子供らに「とーちゃんくるま来ないのにくるまの部品買っちゃったあ、あははは」とやったら、長女に鼻で笑われました。下の二人は盛大に笑ってくれたので、ドライブはこいつらとしよう、と胸に定めたとーちゃんでした(泣)

各車の加速度を計算してみた

アルトワークス、S660、コペンなど、各車のスペックから、パワーウエイトレシオ(PWR)や、最大トルク発生時の車両加速度を算定してみました。加速度の計算では乗員1名の体重を加算し考慮しています。シャレードターボ(私が学生時代に乗ってたやつ)は当時のグロス表示を0.85倍してネットに換算してあります。※バグってたりして?

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得られた加速度は、わたしが感じた疾走感をある程度は裏付けているように思われます。ちなみに、まだ乗れてませんが、意外だったのがアルトFで、NAの軽なのに凄いですね!

ただし完全には一致しないのが面白いところです。

私の疾走感ランキングは、現時点では次のような感じなのですが、必ずしも加速度の順番には並んでいません。

  1. アルトワークスMT
  2. デミオXD 6AT、コペンMT
  3. アルトワークスAGS、S660MT

まあ、加速度は数ある指標の1つに過ぎないので当たり前といえばそうですね。

加速度の持続時間をも考慮するには、恐らく力積をみればよいのでしょうね。きっと自動車メーカーの技術者さん達はやってるのかもしれません。ちなみに、トルクと馬力のグラフがあれば、ある回転数から吹けきるまでに車が受け取る力積を計算できると思うのですが(ほんとかよ)、最近のカタログってグラフ載せませんよね? 久々にクルマのカタログを見て驚いた点です。

もう一つ、MTとオートマの違いというのが、かなり大きいのだと思います。

我々が瞬きをするとき、物理的には視覚情報が一瞬途切れるわけですが、そんなぶつ切りの視覚情報には感じません。ところが、他人に塞がれたら同じ時間であっても見えない!と感じると思います。

ようするに、慣れたひとのMTは瞬きのようなもので、変速に伴うトルクの途切れを、主観的には感じないのかもしれませんね。無意識に無視しちゃっているというか・・・

コペンMT 試乗

S660に試乗したのと同じ日に、コペンにも試乗しまして、そのときのことを書きます。結論から言うと、将来的に欲しいクルマの1つになりました。

あいにくの雨でしたが、コペンの車内はフードを閉めても案外広く(アルトほどではないが)、胴長な私でも普通に乗れました。

試乗した販売店はバイパスに面していて、乗り出しからベタ踏みを試すことができました。

加速感は、ワークスほどではないですが、S660よりはもっと荒々しい印象で、これは排気音の効果もありそうですね。いずれにしても、極めて爽快な加速感です。コペンのMTも、ワークスのものほどスコスコではありませんが、よい感触でした。

見通しのよいT字路に差し掛かり、ちょうど信号が青だったので、オーバースピード気味に突っ込んで、ガツンと荷重をかけて左折してみました。固すぎずグイっと踏ん張り、溜まったエネルギーがスパっと回頭方向に向かう感じで、これまた爽快なハンドリングでした。

フードを上げたトランクは、浅いですが、広く、これなら出張にも使えるなあと思いました。

唯一のネガは、これは試乗車の慣らしが不十分なせいだと思いますが、摩擦系のデバイスの上滑り感が強かった。ブレーキしかり、クラッチしかり。遊びの終わりが分かりづらく、戸惑っているうちに制動距離が伸びてしまったり、エンジンを吹き上げてしまったりしました。ただ、この点は、もう少し試乗車の走行距離が伸びてから、できれば再確認したいと思います。

以上、ブレーキとクラッチは判断保留ですが、全体的にすごく魅力的なクルマでした。雨でオープンにできなかった状態でこれだけの好印象なので、うーむ、独身だったら晴れの日に再試乗してハンコ突いてたかもしれない。

子供が全員巣立ったら欲しいかも。って、それまでにいくらかかるんだろう。まあ基本的に、小遣い死守して地道にヘソクリ、これしかないっすね。

S660MT 試乗

アルトワークスを買う前に、高嶺の花も一応チェックしておこうと思って、S660MTの試乗に出かけてみました。

あいにくの雨のなか、用意されたS660に近寄り見下ろした瞬間、思わず「小っさ」と口走ってしまいました。乗り込みながら「うわ低っく」と口走ってしまったのは言うまでもありません。

中3の身体測定のとき、ひとりだけ座高が三桁で学校中を沸かせたほどの胴長であるところの私は、完全に頭スリスリ状態となりました。ワークスも高めのレカロと相まって天井低かったけど、その比ではありません。きっと胴長は対象外なのでしょうね。

走らせ出すと、確かにゴーカートのようなハンドリングで、ふと、むかし友達がレストアしながら乗ってたN360を思い出しました。

信号待ちで先頭になったので、フル加速を試してみると、スパルタンなハンドリングとは対照的に、かなりマイルドな味付けに感じました。でも、視点が路面に近いので、視覚を含めたダッシュ感はワークスに近いものがあります。

びっくりしたのは、1速で発進後に、前の車が減速したので、気持ちアクセルを抜いたところ、エンブレが抜けて空走してしまったことです。CVT車ならわりとありがちな動作ですが、MT車では初体験でした。あれは幻だったのでしょうか。慌てて踏んだブレーキのタッチはリニアでよかったです。

結局、どんな車だか分からないうちに試乗が終了してしまいました。色んな意味で私にとっては高級すぎるクルマだったようです。

実は、試乗に行って最も共感できたのは、S660というより、あるS660オーナーの話です。その方は奥方にバレないようにバレないように、なんと、家の近くに専用駐車場を確保し、そちらに納車、以降、1ヶ月以上でしたか、内緒にされてたそうです。

とーちゃん大変だよな、なんか報われないよな、でも皆んな頑張ろうぜ!

なんて、妙にジンときてしまったS660の試乗でした。

かみさん説得大作戦!

自分のなかでは新型ワークスMTにほぼ決まり、見積を出してもらいました。

他社にもありそうですが、残額設定クレジットという支払い方法があり、小遣いローンも可能という結論に。かみさんの意見を入れたら、ワークス反対は目に見えてるので、小遣いローン決定です。

とはいえ、2台目として我が家の駐車場に鎮座するわけなので、無用な摩擦を避けるためにも、かみさんの了解は得ておく必要があります。

私「クルマ買おうと思うんだけど、小遣いで買うから」

妻「はぁ? ・・・」

私「小遣いの範囲で買うから、問題ねーだろ?」

妻「そんなにお金持ってんだ」

私「ローンを組む」

妻「えー、利子とか手数料とか、どんだけ掛かると思ってんの」

私「利子とか手数料を車検をタダにして還元するプランがある。それを使う」

妻「ふーん」

私「いいよね」

妻「ふーん、まあ自分のお金なんだからご自由にどうぞ」

よーし、想定通り、一発目通し! ここでちょっと戦略発動w

私「で、車種なんだけど、緊急時にはお前も使うよな」

妻「知らないけど」

私「ばーちゃんスイフトじゃん、あのクラスがいいかなと思って」

妻「えー、2台目は軽でしょ、税金いくら掛かると思ってんの」

私「軽かぁ・・・」 ※わざと

妻「私は軽がいいと思う」

私「うーむまあ、じゃあ、軽でもいいかぁ。でも、だとしたらマニュアルだよな」

妻「○○さんちもダンナにマニュアル買われちゃってさ、このまえ出張にオートマのほう乗ってかれちゃって、泣いてたわ、ひどいことするよね」 ※やばっ

私「オートマ限定か、あれ?お前もマニュアルだめな人だっけ?」

妻「わたしは免許マニュアルなんで、全然平気だけど?」 ※ドヤ顔しとるw

私「軽のオートマじゃ坂道大変だしな」

妻「よく分かんないけど・・・」 ※昔の軽の3速ATあたりを思い浮かべる妻w

私「じゃあ、軽のマニュアルってことで。詳細は金を出す俺が決める」

妻「だから、ご自由にっていってるじゃんさっきから」

おーし、途中ちょっと焦ったけど、完全了承ゲット!

というわけで、茶の間に公然と車のカタログを置けるようになったとさ。

後日、かみさん、ワークスのカタログ覗きこんで目ひんむいてましたわ。でも、なんつったって、軽のマニュアルですから〜

新型ワークスMT 試乗 (1)

MTは正直ぶったまげました!

10年近くMT車にはご無沙汰だったので、だいぶ緊張してしまいましたが、実際に乗り出してみると、発進からして普通に乗れました。体が覚えてるものですね。

試乗した店舗は街中に近いので、そこそこ道路が混んでおり、大人しめの走り出しとなりました。AGSの試乗では、オートシフトにばかり気を取られていましたが、こうしてゆっくり走らせていると、あんがい乗り心地もよいのです。ネットの評判に「硬すぎる」というのがありますが、私的には「すぎる」感じは無かったです。

例えて言うなら、空気が甘くなったフレーム硬めのロードバイク(自転車)みたいな乗り心地です。路面のうねりはダイレクトに入ってきますが、鋭い入力にはへこむ感じ。学生時代は、社外ショック入りのリッターターボに乗っていたのですが、それよりは全然しなやかな乗り心地に感じました。

横道に誘導されて、信号待ちからのフル加速を試すことが出来ました。

容易にホイルスピンするとの情報だったので、1速は完全に繋げてからジワリとベタ踏み、キタ〜で吹け切り2速、まだ来る〜で吹け切り3速、まだ行ける〜、って途中でやめました。5速巡行、放心状態。これデミオより上かも!

ちなみに、1速の繋げ方は結局AGSと同じようになっちゃった私。スズキさん、勉強になります。

ところで、ネットや雑誌の情報を斜め読みすると、0-100km/hとかのタイムは、AGSもMTも、恐らく互角っぽいですよね。ターボRSとワークスがほぼ同タイムなわけだから。

でも、トルク感と伸び(持続時間?)というか、体感はAGSとMTで明確に違っていました。店に戻ってギヤ比を確認したら、MTだけが新型クロスミッションだったのですね。ようするに、そう感じるように調整されてるのでしょう、この新型MTは!

この時点で、私的疾走感ランキングは次のようになりました。

  1. アルトワークス MT
  2. デミオXD 6AT
  3. アルトワークス AGS

1位が断トツです。いやー、凄かった〜

もうかっちゃいてーけどかみさんどうしよう的な自問自答は続く